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人生の煌めきを他者から得る

あまりピンと来てもらえない話かもしれないのですが、私は私の人生において、喜び・驚き・感動といった人生の煌めきのようなものは、私自身が作り出すもので、他者から得られるものではないと思っていたんです、つい最近まで。仕事で関わったお客様の成功も、私が関わっているから嬉しいわけで、私が関わっていなければ、たぶんそこまで嬉しくないと思うのと同じように。

🙂

「つい最近」というのは、今年の夏。
中2娘が所属する吹奏楽部のコンクールでした。

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7月末の予選を「銀賞」ながらも次の選考会に進むことを許され(進んだ学校のほとんどが「金賞」)、8月半ばの選考会までの2週間で、どこまで磨きをかけられるかが問われた選考会。正直ダメだろうなと思っていました。昨年と同じく、娘の夏はここで終わると。この選考会を突破して「新潟県代表」になることは、娘の学校では過去5年ないことですし、何より、今年は顧問の先生の異動があったり、部活廃止・地域クラブ化の移行期でドタバタがあったりして、ほぼ指導者不在のような状態。決して恵まれた環境とは言えなかったので。

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それが、違ったんですよね。
ダメだと思っていたら、呼ばれたんです、娘の学校の名前が。新潟県代表校の5校のうちの1校に。

その瞬間、「ひぃっ…」という変な声が出て、発表の結果を記すために持っていたペンが震えて、隣の小6息子に「ほら!ママ!丸付けて!」と促されるくらい、一瞬気を失いました。夢のようでした。

😳

私は音楽にも楽器にも詳しくないこともあり、娘の部活に関してはあまり干渉せず、「娘が頑張っている」のを陰ながら応援している感じ。保護者会の役員や、地域クラブ活動時間の見守りなど、いろいろやってはいますが、私としてはそんなに熱は入っておらず、「関わっていない」感覚だったのです。

そんな「私が関わっていない他者」から、こんなに、気を失うくらいの驚きと喜びと感動を与えてもらえるんだと、初めて知りました。(もちろん、この発表後、娘も私もボロ泣き。笑)

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この写真は選考会が開かれた長岡からの帰り道、車の中から見た夕焼け。「私たち、娘のおかげで、心揺さぶられる、こんなに良い体験をさせてもらえるんだね」と、夫と話しながら帰りました。今年1番の良き思い出です。

🌇🚙💨

追伸:余談ですが、我が夫にとってのアルビレックス新潟のように、私にも心の底から応援する、でも、自分には何もできない、ただ応援するしかない、というような対象があればもっと早くに気付いていたかもしれないな、と思い、結婚16年目の夏、また1つ夫の理解が深まりました。そうか、彼はこのような人生の煌めきを、アルビから得ているのか、と。笑

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Written by ソミヤミホ

新潟市を中心に全国の方と繋がり、印刷物やWEBサイトなど販促物の企画編集・ライターの仕事をやっています。東京での広告会社勤務→結婚を機に新潟移住→デザイン事務所勤務→印刷会社勤務→2020年3月独立。新潟初、一般社団法人コトマーケティング協会認定アドバイザー。コト売り視点で隠れた価値をカタチにします!中2長女・小6長男の2児の母。猫もいますฅ/ᐠ。ᆽ。ᐟ \