傘を差してくれて、ありがとう
すっかり秋めいてまいりまして、今年も夏があったことなど忘れかける今日この頃。特にここ新潟は、かつて私がいた関西や東京よりも、秋はキチンと寒くなる気がします。「わ、今年も来るぞ、冬が」とひしひしと感じるのです…。
⛄️
そんな中、忘れたくない夏の思い出を、
ここに記しておこうと思います。
🍉
大地の芸術祭 に行ったあの日、私たち家族は初めてのキャンプ・テント泊をしました。アウトドアは好きだけど、グッズをそろえるほどでもなく知識もない私。完全インドア派の夫。気付けば小学校生活も後わずかになっていた子どもたち。ふと「あれ？私の子育て、これで良かったんだっけ？私の両親は私に、もっと自然に触れる経験をさせてくれた気がする。２人ともアウトドア派ではなかったから、たぶんあれば意識してそうしてくれたんだと思う。…え、もううちの子、中学生になっちゃう！」と、今年の春頃、急に焦り出しました。そして思いついたのは「今からでも間に合う！プロの力を借りよう！」ということ。
時を同じくして、キャンプやBBQのプロからお仕事のご相談が。これは運命だと思い「物々交換」を申し出ました。すぐに快諾してくださり、私が広報・販促のお手伝いをする代わりに、私たち家族をキャンプ＆BBQに招待してもらうことに。道具も食事の用意も全てお任せなのですが、テントだけは経験したい＆させておきたかったので自力で立てました。
⛺️✨
…が、これが本当にタイミング悪く、テントを立て始めた直後に土砂降り。地面はぬかるむし、でも広げちゃったからには中に雨が入らないくらいにはしないといけないから後戻りできず、土砂降りの中、プロに手伝ってもらいながら（借りたテントだったので、プロもこの立て方は分からず）、我々夫婦で四苦八苦MAXで組み立てることに。子どもたち２人は「もー！こんなのヤダー！車で待ってるから！」って言うだろなーと思ったら…
傘を差してくれたんですよね。
なるべく濡れないようにと、私たちに。
なんか感動しちゃいました。
えぇ…嫌じゃないの？濡れてるよ。足も汚れるよ。
😭
そんなこんなで、なんとか立てられたテント。テントって良くできているんですね。添付の説明書を見てもよく分からなかったけど（笑）、周囲の慣れた方々が立てたテントを見て「あ、あの紐、こうするためのものなんじゃない？」→やってみる→いい感じ！…の繰り返しで仕上がりました（私はこの体験が1番面白かったな。生きるための知恵って感じ。観察＆実践！笑）。
寝袋も持っていないので、クッションシートの上に家から持参したタオルケットで就寝。それで十分でした。プロが食事用のタープをしっかりと張ってくださったおかげで、雨の中での食事も楽しめました。プロ曰く「風がなくて良かったよ。雨だけならコレでしのげる」とのこと。
🍖
この「アウトドア派じゃないけど、子どもにテント泊体験させたい！キャンプしたい！でも準備はめんどくさい！料理もしたくない！…でもでもグランピングはちょっと違う」という方のためのサービスを、商品化しようと考えています（これも物々交換でお約束した私のお仕事）。興味のある方、こっそりメッセージください。頂いたご意見を商品開発に活かしたいです。
💌
今こうやって書いていても、次々とあの時の感覚が蘇るくらい、本当に楽しかったです。土砂降りの雨も朝には止んで、緑に囲まれたキラキラの朝を迎えられたし、プロが作るお料理は全部美味しいし。幸せでした…
☺️
このブログはFacebookで投稿したものの流用です。おバカな話から、お仕事の話、お役立ち情報など、FacebookやX（旧Twitter）ではリアルタイムで発信していますので、ぜひフォローしてください( ´ ▽ ` ) 「クスッと笑えて元気になる投稿」を趣味で、約8年間続けております。
