あとから分かること
目的やゴール、状況などが不明確なまま動き出すことが苦手で、なんでも白黒つけたがる性格の私。
2年前の春、ある会社の社長さんから突然呼び出されて始まった（笑）、「ある記事を継続的に書くお仕事」は、なんとなくグレーなままスタート。
社長さんは必要だと力説されるけれど、「現場との相違があるのでは？これは本当に求められていることなんだろうか？」とか、「私のこの動きが社内で不協和音を生んでしまうのでは？」とか、正直、不安でいっぱいでした。
…が、２年経って、ちょうどこの記事を書き終えた頃、「あぁ、こういうことだったのか」と腹落ちし、安堵と共に、少し自分のこの仕事に、自信も湧いてきました。
「あなたのような文章が書ける人は、なかなかいない」と、あの時社長が評価してくださったのは、たぶん、こういうことだ、と。
私はたぶん、この会社に流れる哲学に響く文章が書ける。そもそも、この哲学に響いてお取引をされている方々に取材をするのだから、必ず何かあるはず。私はそれを聞き出せる。そんな自信。
（そして心配していた不協和音も大丈夫そう…。スタッフの皆さんからも良い声をいただくようになりました…（ ; ; ））
また、取材を重ねると、この会社さんがされている事業の貴重さが分かり、「もっと多くの方に知ってほしい！大量生産・大量消費の時代に、こういう価値観・哲学を持ってビジネスをしている企業・お店があることを！」と強く思うようになりました。
…というわけで、ご担当者さまより許可もいただいたので、ナチュレ片山さん（片山商事株式会社さん）のホームページに掲載されているオウンドメディア「#ナチュレプレス」をご紹介します。
まずは、私に自信をくれたこの記事から。
よへいろんさんのしなやかな生き方、野菜に対する愛情と敬意。普段の私の生活からは考えもしなかった、「野菜たちの人生の機微」とでも言うべきものに触れた気がしました。
ぜひ読んでみてください。
結局、人生は「あとから分かること」の方が多いんですよね。最初から分かってることなんてほんの少しで、振り返ると「あの時の私は、何も分かっていなかった」と思うことばかり。
そして、こんな風に振り返ることが増え、分かることが増えてきた、中年バンザイ！歳を取るって素晴らしいね！笑
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